MENU

鈴鹿市(三重県)

恋も夫婦円満も。
ご縁を願うゆるり旅

2018/06/30

「伊勢神宮もいいけど、椿大神社も!」
そうして足を運ぶ人が増えているという鈴鹿市の「椿大神社」。じつは東海エリアの女性には有名な縁結びスポットなのです。参道には色と香りが魅力の「かぶせ茶」と、地元の和菓子でなごめるカフェも。ゆるりふわりとリラックスできる、鈴鹿へのミニトリップをご紹介します。

みちびきの神さまと、その妻がまつられた椿大神社
旅のスタートはあいにくの小雨模様。でも椿大神社の入り口にさしかかると、その思いは一変。不思議なことに雨すら心地よく感じるのです。深い緑と澄んだ空気のなかの天然ミスト。きっとこれはお清めの雨。そう感じながら鳥居をくぐると、本殿はすぐに見えてきます。

近年、気軽に行けるパワースポットとして、こちらを訪れる女性が増えているとのこと。いにしえの歴史と趣きのある雰囲気に包まれて、気持ちはしぜんと厳かに。それもそのはず、実は紀元前3年から続く日本最古といわれる神社が、この椿大神社なのです。

主神は、みちびきの神さま猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)。しかも全国2千以上ある猿田彦大神をまつる本宮。境内には妻である天之鈿女命(あめのうずめのみこと)もまつられていて、猿田彦大神との出会いから、縁結びや夫婦円満の神として信仰されています。かたわらには小さな滝があるのですが、写真におさめてスマホの待ち受けにするとご利益があるそうな。「このあたりの女子にはかなり有名ですよ」と、東海エリアで数多くの取材経験があるカメラマンが教えてくれました。

日本一のかぶせ茶にも、ご縁の願いをそっと託して

清々しく凛とした気持ちで椿大神社を出たあとは、徒歩数分のところにある日本茶カフェ「椿茶園」へ。こちらは以前の旅する鈴鹿市の記事でも紹介されていて、気になっていたお店。お目当ては「結び」や「春よ恋」とネーミングされた可愛らしい日本茶です。

「結び」(写真左)は、鈴鹿が全国1位のシェアを誇る「かぶせ茶」。収穫の約1〜2週間前に黒い布「寒冷紗」をかけて育てられています。すると葉緑素が増え、新芽の緑がさらに色濃くなるのだそう。またカテキンによる渋みが薄くなり、そのかわり旨み成分のテアニンが増え、甘みを感じられるといいます。そしてテアニンにはリラックス効果も。

夏場は上級煎茶「春よ恋」(写真右)をアイスでいただくのもおすすめです。氷で冷えていてもしっかり感じられる味わいがあり、余韻はほのかに甘く、だけど後味すっきり。持ち帰り可能なオリジナル陶器のカップには専用のフタもあるので、そのままテイクアウトもOKです。

店主の市川晃さん

店主の市川晃さんは、かぶせ茶の生産から加工も手がけ、日本茶インストラクターの資格まで持つ、スペシャリスト。「お茶はいくらいい葉を育てても、製造がよくなかったら美味しくない。いくら製造がよくても、茶葉がよくなかったら絶対おいしくならない」と市川さん。「お茶をいかにおいしく出すか」、そして「飲む人のご縁を結べれば……」。そんな気持ちでお茶づくりに取り組まれています。
やさしい甘さの地元の和菓子と共にほっと一息つくと、気持ちもほころび、恋のはなしにも花が咲きそうですね。

だれと見に行く? プカリと空に浮かぶバルーンフェスティバル
鈴鹿といえば「サーキット」「F1グランプリ」。これは誰しもが知るキーワードですが、「バルーンフェスティバル」も県外からお客さんが訪れる大きなイベントです。というのも、中部圏で気球が飛べる環境は、ここ鈴鹿と岐阜県の大垣だけ。

会場ではたくさんの気球が飛び立つ様子を見るだけでなく、搭乗体験も楽しめます。また、キッチンカーや屋台が並びご当地グルメも味わえ、マルシェも開催されるので、ピクニック気分でぶらぶらしても楽しそうです。夜は光と音楽のイリュージョンなど盛りだくさん。

写真提供:鈴鹿市

写真提供:鈴鹿市

そしてなんといっても、青空に浮かぶ色とりどりの気球や、夜にライトアップされた気球は、思わず写真に撮りたくなるフォトジェニックさ。フォトコンテストもあるので、カメラを手に訪れるカップルやファミリーで毎年賑わいます。(※イベント内容は変更・中止の場合もあります)

2018年の「鈴鹿バルーンフェスティバル」は、11月23日(金)〜25(日)の3日間。鈴鹿の旅のきっかけに、イベントも合わせて大切な人を誘ってみてはいかがでしょう?



後編では、鈴鹿で見つけた素敵なお土産をご紹介します。

(文:竹内葉子 写真:西澤智子)

鈴鹿市に関連する記事

OFFICIAL SNS

  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram