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桑名市(三重県)

桑名の歴史と自然と愛が詰まった、
こだわりのお土産たち

2018/07/31

発送もできる地物のハマグリ、オーガニック100%のクラフトビール、土地の風土や食との相性をイメージしてつくられた地酒。桑名を訪れたら買って帰りたい、おすすめのお土産をご紹介します!

なんといっても、ここだけのハマグリ
江戸時代からおいしさを誇る特産品でありながら、開発や地盤沈下などにより生息場所である干潟が失われていき、一時期は絶滅しかけた桑名のハマグリ。その後、熱心な地元の漁師たちの手によって復活を遂げ、現在は「ふるさと納税」の返礼品としても大人気に。桑名産は本当に貴重なのです。

前編で訪れた「はまぐりプラザ」からほど近い「丸元水産」では、個人でハマグリを購入することができ、自宅などに発送も可能。ここのハマグリは、井戸水で作った塩水プールで保管されているのですが、温度、酸素量、塩分濃度が研究・管理され、鮮度のキープと丁寧な砂抜きが心掛けられています。そのため、自宅に持ち帰ってもすぐに調理ができるのが、うれしいポイント。

お店の方に尋ねれば、時期やその日の状態によって、善し悪しやおすすめの食べ方を教えてくれるそう。とくに旬を狙うなら4月〜6月頭の訪問がおすすめとのこと。残念ながら今年の最盛期は過ぎてしまいましたが、7月以降も販売されていますので、ぜひ立ち寄ってみてください!

本質を追求した、細川酒造の「上馬ビール」
桑名といえば、若者を乗せた馬が土壁を駆け上がる「多度大社上げ馬神事」をゴールデンウィークのニュースで見かける人も多いのではないでしょうか。その神事が行われる多度大社にほど近い細川酒造。そこでつくられているクラフトビールが「上馬ビール」です。

素材は麦芽とホップと水のみという、本場ドイツの「ビール純粋令」を貫くスタイル。しかも麦芽とホップは、ドイツの厳しい認定機関が認めたオーガニック。仕込み水は、日本百名水にも選ばれた養老山系の自然水です。聞いただけでも美味しそうですよね?

左「ヘレス」:広がりのある香りと苦みが濃醇。とはいえ苦すぎず飲みやすいので女性にもおすすめ。/中「デュンケル」:香ばしさとほのかな甘みを感じる芳醇なタイプ。ヘレスより飲みごたえあり。/右「ボック」:ホップの苦味に加え、香ばしさとコクがあり、アルコール度数6%のストロング派。

最近のクラフトビールはフルーティなエールタイプが多いなか、こちらは3本とも比較的スッキリと軽快なラガータイプ。ビール好きにはたまらない一品です。

桑名の名前を冠した、後藤酒造の「久波奈」
「久波奈」とは、桑名の万葉仮名。江戸時代の桑名のガイドブックのような文献「久波奈名所図会」にも記されている、歴史ある表記なのだそう。

「地元を代表する酒」という意味をこめて約25年前に名付けられたお酒「久波奈」は、今では後藤酒造を代表する1本に。地元の人がこのお酒を市外の人に贈ったとき、桑名の話をしてほしいという願いも込められています。旅のお土産にすれば、きっと思い出話に花が咲く、そんな特別純米酒です。

もう1本を選ぶなら、純米酒「かれがわ」もおすすめ。市内の嘉例川(かれがわ)地区には、希少昆虫「ヒメタイコウチ」が生息する水田があり、そこで育てたお米を使った限定酒です。地元の農家や農協と協力し、お酒づくりで自然環境の保護に取り組んでいる1本。

ちなみに、後藤酒造には麹を発酵させる部屋が3つあり、それぞれ温度・湿度が調整可能。そのため味わいのコントロールがしやすいと教えていただきました。

「三重県全体は温暖な気候で、のんびりした風土。そのなかで日常的に食べている野菜や魚に合う、ほんのりやさしいお酒づくりを目指しています」
杜氏のそんな言葉が印象的でした。ぜひ皆さんも味わってみてくださいね。

旅するスタンドでは、ここで紹介したお酒に加えて、細川酒造の純米吟醸が3種類に、後藤酒造の「青雲 山廃純米」も味わえます。もちろん、桑名のハマグリをつかった料理もお酒と一緒に堪能できますよ。

現地に行って旅するもよし。旅するスタンドで旅気分を味わうのもよし。ぜひ桑名の食を楽しんでみてください!

(文:竹内葉子 写真:岩瀬有奈)

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